ほんの出来心や遊び半分から浮気に走ってしまった、というケースは非常に多いですが、こうした些細なきっかけからはじまった浮気が後々の人生を大きく狂わせることも決して珍しいことではありません。
「浮気は男の甲斐性だ」などと言われていた時代もありますが、現在ではこの考え方も既に時代錯誤。浮気をした男性は得るものもあるようですが、やはりそれ相応に失っているものも多い様子。
では、軽い気持ちからはじまった浮気で男性たちは何を得て何を失っているのでしょうか。
1. 浮気をした男性たちが得られたコト
ほんの些細なきっかけからスタートした浮気もいつしか生活の一部となり浮気相手に情が移れば、長年生活を共にしている妻の悪いところが露骨に見えてきたり、妻に対する愛情が冷めてしまうのは大いにあり得ることでしょう。
もともと妻との関係に夫が不満を感じていた、関係がギクシャクしていたなど、夫婦関係に何らかの問題が生じている時にたまたま優しくしてくれる浮気相手が現れればそちらに気持ちが傾いてしまうことは避けられません。
このような状況下にある時、男性たちは以下のようなものを得られたと感じているようです。
「一時的な快楽」
「非日常的なドキドキ感」
「浮気をしているというスリル」
「自分のことを愛してくれる存在がいることへの安心感」
「セックスへの自信がついた」
「愛情と性欲の両方が満たされる」
「自分を成長させる人生経験のひとつ」
妻を裏切っておきながらこのようなことを述べている夫たちに怒りが収まらない!という方もさぞかしいらっしゃると思います。
ですが、浮気をした男性たちは得ているものよりも実は失っているものの方が多いようです。
では、失ったものについて次の項目で触れていきたいと思います。
2. 浮気をした男性が失ったコト
「浮気をされた妻だけが苦しむなんて許せない……」夫の浮気に苦しめられている方は誰しもこのように考えることでしょう。
しかし、浮気をした男性も妻を裏切った以上は、無傷でその事実を無かったことにできるわけではありません。
むしろ浮気をして失うものの方が多いとさえ感じられます。
では、浮気をした男性たちが失ったものとは具体的にどういった事柄なのでしょうか。
「妻に対する罪悪感が消えない」
「子供と会えなくなった」
「家族と浮気相手の両方を失った」
「社会的信用を失った」
「これまで親しくしていた同僚や友人のすべてを失った」
上記の通り、遊び半分ではじめた浮気が取り返しのつかない問題へと発展していけば、周囲の大切な人々を傷つけるばかりか信用まで失い、最後には誰もいなくなってしまった……という悲惨な結末を迎えている男性たちも少なくはないようです。
3. 莫大な慰謝料を請求される
浮気で失ったものについて前項にて記載しましたが、実はこのほかにも失うものはまだまだあります。
その代表が慰謝料請求です。
「浮気相手とは別れた」「本気じゃなかった」という言い訳をして慰謝料請求から逃れようとする男性もいますが、浮気というのは立派な不貞行為であり、その行為によって与えられた妻の精神的苦痛は慰謝料という形で償う必要があります。
ちなみに慰謝料の金額は浮気をきっかけにその後の夫婦関係がどうなるのか?という点で金額が大幅に変わっていくようです。
4. 子供の人生を狂わせる
浮気を理由に離婚が成立した場合、一番の被害者となるのはやはり子供です。
苗字が変われば離婚したことがクラスメイトに知られるのはもちろんのこと、浮気を理由に学校でいじめを受けたり友達を無くしてしまう可能性もあります。
何よりも、自分の父親が浮気をして家族を裏切っていたというのは子供にとってとてもショックな出来事で、大きなトラウマにもなりかねません。
その事実を子供が知れば以前のような親子関係を取り戻すことは当然のことながら難しくなりますし、嫌悪感や憎悪を抱かれることにもなります。
まとめ
浮気というのは、する側、される側、またそれに関わる人々の人生を大きく狂わせる行為です。
たった一度の浮気によってその後の人生のすべてを失ってしまった……という男性もたくさんいらっしゃいます。
ちょっとしたゲーム感覚のつもりではじめたことであっても、そこから得られるものと失うものを天秤にかければ浮気がどれほどリスキーな行為であるかお分かりいただけるかと思います。
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