9月に新学期が始まるため、フランスでは9月が新しい一年の始まりとして捉えられています。同時に、夏場に浮気が増えるフランスでは、新しい季節に心を改め夫婦の絆を深めようとする夫婦が多くいます。かたや日本でも9月は夏休み気分が去り心機一転に向いている季節といえるでしょう。
そこで、夫の浮気を許そうと決心した女性のために、日本人にも参考になるフランス流のアドバイスを6つ紹介します。
1. 夫の過ちは水に流しましょう
フランス人はよく「セラヴィ(C’est la vie)」と言います。これは「人生そんなものさ」という意味で、「人生いろいろ。最悪なことが起こっても水に流して前向きに生きてゆこう。」というフランス人のメンタリティが表れている言葉です。浮気を許すも許さぬもあなた次第。一度許すと決めたならば、この「セラヴィ」を胸に刻み、まずは夫を責める気持ちを解放することから始めましょう。
2. コミュニケーションを大切にしましょう
話すことが大好きなフランス人夫婦は浮気が発覚した場合、両者でとことん話し合いをします。話すべきは浮気の原因について、そして過去となった過ちをふたりで乗り越えるにはどうすべきかについてです。お互いが納得するまで冷静に時間をかけて話し合ってみましょう。
3. 感情を抑えて、慎重に事を運びましょう
ショッキングな出来事が起こると妄想が進み、現実を見失いがちです。特に怒りや嫉妬というネガティブな感情は言動を過剰にさせがちで、つい心にもないことを言って後悔することが多々あります。自己主張が強く感情を表に出す習慣があるフランス人だけでなく、日本人も気をつけたいポイントです。
4. 病的な嫉妬にはサヨナラしましょう
妻や母となっても女性でいることを優先したいフランス人女性はそれだけ嫉妬深くもあります。そんなフランス人女性に向けた嫉妬を静めるアドバイス、それは夫の浮気について根掘り葉掘り知ろうとしないことです。詳細を知れば知るほど嫉妬心に火がつきます。そして、それはあなたを苦しめるでしょう。負のスパイラルに陥らないためにも、自ら夫の浮気の全てを知ろうとするのは控えましょう。
5. 自我を前面に出すのは厳禁です
過ちを犯した夫を許したいというあなたの気持ちを邪魔するもの、それはあなた自身のエゴです。自我を満たすために夫から謝罪の言葉を聞こうとしたり、自分を正当化しようと努めたりするのはやめて、反省している夫をそのまま受け入れる姿勢が大切です。
もしあなたが夫から愛されることばかりを期待しているならば、それはあなたの愛情が依存状態にあることを示しています。この状態ではあなたの心はいつまでも満たされず、苦しみは増えるばかりでしょう。裏切られた時の失望も深くなります。愛はふたりで育てるもの。あなたの中にある夫への愛情を自律的な愛情として育ててみましょう。
6. 受け身でいるのはやめましょう
信頼していた夫の裏切りから受けるショックの大きさはフランス人女性も同じです。我が身に起こったことだと信じられずに傍観者のように受け身の姿勢になってしまうフランス人女性も多くいます。しかし、こんな時こそ早くショック状態から抜け出すことが必要です。あなたはあなたの人生の主役。主体的になり、あなたから夫へ歩み寄ることが夫婦仲の改善の鍵となります。
まとめ
いかがでしたか?夫の浮気が発覚すると妻である自分は被害者だという気持ちが生まれがちです。けれど、夫の過ちを許して夫婦仲を修復しようとあなたが決めたならば、夫だけでなくあなたの努力も必要です。ぜひ6つのアドバイスを参考に、夫婦仲の修復に役立ててみてください。
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