フランス人男性に聞いた！浮気を防ぐために今から始められる7つのこと

「僕はプラトニック・ラブなんて信じないからね。人並みに性欲はあるし、できれば常にセックスしていたい。日常的にパートナーの肉体を感じるのは大切なことだよ。触り触られ、肉体的なぬくもりを共有したいんだ。妻と夜の生活がうまくいっているときは絶対に他の女性との出会いを探そうなんて思わないよ。逆にいえば、夜の生活が不調だと肉体的な欲求から妻を裏切るような悪い考えも頭をよぎっちゃうよ」と、マルタン（45才）の言葉。
何もカーマ・スートラのような凝りに凝った技を毎晩繰り広げる必要はありません。色っぽい視線を送る、日常的なスキンシップを忘れないといった小さな心がけが大事なのだそうです。

「2人の娘を授かってからは誰にも文句のつけられようがないほど家族に夢中だよ」とニコラ（34才）は言います。「彼女たちの成長を近くで見ていたいし、家族での楽しい思い出もたくさん作りたい。こんなに大事なものを失う危険を自ら冒そうとはもう思わないな。」子供の誕生がきっかけで家族や今の生活を守る気持ちが強くなる男性は多いようです。

「僕を信じている妻を裏切るなんてできない」サイド（38才）。「今の妻との幸せな生活を失うなんて想像できない」ジュリアン（29才）。
精神分析家のジャン＝ミシェル・イルト氏は「男性の欲望はきわめて衝動的。つまり、誠実そのものが男性の本質の対極にあるため、妻を裏切らず誠実であることは男性にとって大きな自己鍛錬を要するもの」と分析します。そんな男性には小さな火遊びのせいで全てを失う可能性があることを想像させるのが効果的だそう。

「誠実さとは相対的なものだよ。妻に頼りにされていると感じると、夫はその期待に応えようと妻を大事にするものさ」とレミ（43才）は言います。精神分析家のパスカル・クデール氏によると「妻に褒められ続けることで、妻の前で男らしさをもっと発揮しようと頑張る」のが男性というもので、「逆に妻が自立しすぎていると、見せ場を失った夫は他の女性の前で男性らしさを発揮したくなる」と分析しています。

「浮気はエネルギーを使うから疲れるよ。妻を愛しているし夜の生活はうまくいってるし、何といっても彼女は料理上手なんだ。彼女以外に僕の胃袋を満足させてくれる女性は他にいないよ」マーク（44才）。
「仕事が忙しいから夜は家でゆっくり寛ぎたいんだ。浮気をすると余計な時間も使うし、僕には向いてないな」ジュリアン（29才）。
仕事から帰ってホッとする我が家、美味しい食事が待っている我が家は、夫の浮気防止になるようです。

「夫を監視下に置こうとする妻。一日の終わりには必ず、『誰と一緒にいたのか』、『何をしていたのか』と聞く妻。そんな妻は必ず夫に裏切られることになるよ。妻に対して誠実でいるためには男には自由が必要なんだ。たいていの夫は妻が自分のことを所有しようとすると、それに反発するかのように浮気をするようになるもんだよ。」と、サシャ（37才）。

「浮気なんてしたくないね。だって僕の妻は美人で賢くてユーモアセンスも抜群だからね。彼女と一緒にいられるなんて、僕は世界中で一番幸せな男だよ。」とはディディエ（42才）、「彼女と一緒にいると僕は絶対に退屈しないんだ。いつも僕の好奇心を満たしてくれる彼女となら倦怠期なんて怖くないね。」とはパスカル（37才）の言葉。
相手を束縛することなく、お互いが成長しながら良い影響を与え続けられる夫婦は円満な関係が長続きすると精神分析家のクデール氏は言います。