2016年前半は、「不倫・浮気」の話題が席巻し続けました。後半も同じような問題が続出して今年1年が終わるのか、また身近なところで、不倫・浮気に注意すべき時期があるのかも気になるところですね。
そこで今回は西洋占星術の第一人者として、その的中率の高さから絶大な人気を誇る「オフェリア・麗先生」に2016年後半で浮気に注意が必要な時期とその対策についてコメントを頂きました。
2016年後半、不倫・浮気に注意すべき時期
2016年前半、不倫・浮気で数多くの著名人がバッシングされたのは、記憶に新しいところ。しかしこれは不倫・浮気が増えたわけではなく、木星が乙女座にあることで、正義やモラルといったものに対して、締め付けが厳しくなり、ルール違反や逸脱行為に過剰反応しやすい時期だったからなんです。
木星というのは幸運の使者と呼ばれ、幸福のありかを示し、物事を拡大発展させる力を持つ星。また1年かけてひとつの星座を運行し次の星座へ移ることから、年間の運勢を左右する星とされています。
つまり、木星が入っている星座によって、年間の運勢の基調が決まると言われているのです。
一方で乙女座は、規則や公衆道徳を表わし静かつ現実的な星座ですが、時に物の見方がシビアで批判的に傾向が表れます。
こうした傾向は、2016年の後半には徐々におさまって、むしろ寛容になっていくと思います。それは、異性関係が大らかになるというプラスの側面もあれば、浮気願望が表に出やすいというマイナスの面もある、つまり、これから先はうまく不倫・浮気をする人が増えると考えられます
問題を抱えているカップルにとっては、7~8月は重要期
2016年後半は、9月以降に木星が天秤座に移ります。天秤座は、愛想がいい、八方美人というきらいがあるのですが、全体的にそれがさらに強くなって、浮気傾向にも拍車がかかります。
表面的には、なあなあで行こうとか、あまりことを荒立てずに平和にやっていこうという傾向にあり、必然的にガードが甘くなってきます。つまり、夫や妻が浮気しやすいということもあるけれど、自分自身も浮気をしやすくなるという傾向になるということです。
もともと天秤座は「愛と平和」の星座と言われています。ただ、天秤座があらわす平和は、その前に戦いや駆け引きのようなものがあって、それが丸くおさまったときに訪れるもの。愛というのも、お互いを試した上で訪れる円満です。まさに、7、8月にはそのための伏線があるということ。
木星が乙女座の最終エリアを運行する7、 8月は、相手に対する見方がとてもシビアになります。人に対しても、自分自身の意識に対してもすごく厳しくなります。愛情面もギスギスしやすい時期。
今、問題を抱えているカップルにとっては、7、8月はひとつの決算期にあたると思います。この2ヶ月間で、膿を出しきって、お互いの嫌なところを見ても、一緒にいたいのかどうか、答えを出した方が良さそうですね。
離婚という正式な形をつけようとする傾向は今より強まる可能性は高いでしょう。ただ、結論を出し急がない方がいいカップルも多いので、そこは自分で見極めることが大切です。例えば、周りのみんなこうだからという考え方で判断していることだったら、結論は急がない方がいいでしょう。
7、8月を乗り切るためにした方がいいこととは?
まず、旅に出て答えを探すというのはNG。この時期の旅は、ただの現実逃避になりがちです。楽な考えに流されるのではなく、今は苦しい現実のなかで生活を立て直すことを第一に考えてみて下さい。
規則正しい毎日を送ってみる、習慣やライフサイクルを見直すなど、今の暮らしの中でできる改善点を探してみることが大切ですね。現実を見て、そこに答えを出さないといけない時期だと思います。
逃げることはいつでもできるけれど、向き合う勇気を持つこと。向かい合った時に、何か見えてくるものがあるはずです。
また、話し合うことも必要ですが、きれいごとだけではダメ。言いたくないことをあえて言うことからこそ、ひとつの答えが出てきます。ただ、9月前半から半月は、水星が乙女座で逆行します。水星は乙女座の守護星で、会話や通信を司る星。対話はうまくいかないかもしれないけれど、その後に見えてくるものがあります。今は逃げずに向かい合った方がいいと思います。
9月以降に注意が必要なカップルは?
今うまくいっているカップルは、9月以降が要注意です。特に10月は、周りからいろいろ言われたり、生活環境が変わったりすることがきっかけで、変化を求める気持ちが出てきやすくなります。
また、12月後半は家庭内ですれ違いが起きやすく、お互いが浮気するなど、短絡的な方法に逃げてしまう可能性があります。
この時期の対策としては、あまりうるさく言い過ぎないこと。仕事をがんばってもらうために、ある程度は目をつぶりましょう。できれば、いっしょに過ごす時間をどう充実させるかを考えるといいですね。変化を求めず、特別なことをし過ぎないことがポイントになると思います。
まとめ
いかがでしたか?
夫婦の問題は一番身近で切実な問題にも関わらず、なかなか人に相談できなかったりします。また、本人同士の価値観のすれ違いであることも多く、解決の糸口が見いだせないような気持ちになってしまうこともありますよね。そんな人はとくに、オフェリア・麗先生のお話を参考に、2016年の後半を過ごしてみては如何でしょうか。
オフェリア・麗先生
G・ダビデ研究所主宰。
1954年 福岡県生まれ。1976年 津田塾大学卒業。
魚座・B型特有の深い直感に導かれて占星術と巡り合い、故G・ダビデ師の下、その奥義を窮める。鋭いインスピレーションに満ちたホロスコープ解釈とアドバイスは抜群の的中率を誇り、占い界の第一人者として圧倒的な支持を得ている。
http://gdavide.com/