些細なことから、いつの間にか夫婦で大げんかに……。原因をたどると、意外にも大したことではなかったと反省することもあるでしょう。今回は、本当は好きなのに、ケンカをしてしまったときの上手な仲直り方法をご紹介します。
無視はダメ! 必ず仲直りできる4つの方法
1. ひとりの時間を作る
ケンカをしてしまったら、まずはひとりの時間を作ることが大切です。顔を合わせれば、ケンカが再発する可能性もあります。冷静に自分自身を見つめ直すことで、お互いに反省することもあるでしょう。「私が悪かったな」と思い当たるフシがあれば、早めに謝ってしまいましょう。時間がたちすぎると謝りづらくなったり、うやむやにしてしまったり、仲直りが難しくなります。ケンカの早期解決は夫婦円満の大切なポイントです。
2. ケンカの後も必ずあいさつはする
「おはよう」「おやすみ」「おつかれさま」などのあいさつは、コミュニケーションです。一緒に住んでいてもいなくても、必ずあいさつはするようにしましょう。直接いえなければ、メールを送ってもいいでしょう。一言でもやり取りをすることで、和解のきっかけが見えてくることもあります。やり取りをしているうちに、「なんでケンカをしたんだっけ?」という気持ちになるかもしれません。
3. あえて普段通りに接する
相手が怒ったり、機嫌が悪くなったりしている場合、腫れ物に触るように気をつかってはいけません。普段通り、マイペースに接することが大切。あえていつも通りにしていれば、怒っていることをバカバカしく感じて、いつの間にか仲直りできていることもあります。
4. とりあえず寝てしまう
いろいろ考えすぎてしまうのも、問題です。考えすぎて煮詰まってしまう前に、よく眠って、気持ちをリセットしてみてはいかがでしょうか。たかぶった気持ちが落ち着いて、解決も早まるはずです。
5. 一緒に笑う
おもしろいテレビ番組を見る、コメディー映画を見るなど、一緒に笑うことも効果絶大。一緒のタイミングで笑いあえることや笑いのツボが同じであることが、お互いを見直すきっかけになるかもしれません。さらに、笑うことは嫌なことを忘れる効果もあります。
日々のストレスがケンカの原因に!?
ケンカをしてしまうのは、日々のストレスも大きな原因です。仕事のストレスは運動で解消したり、パートナーに対する不満やストレスは、話し合う機会を持つことで解消することが大切です。
また、怒りは「6秒」をコントロールすることが大切だといわれています。人が怒るとき、体内ではアドレナリンが出ています。アドレナリンが出ている間に怒ってしまうと、怒りが増幅してしまうのだとか。アドレナリンが出てから消えるまでの時間は約6秒。その6秒をうまくやり過ごす努力こそ、ケンカをしない重要なポイントです。
他にも、女性のイライラは、ホルモンバランスの乱れが原因であることも。特に生理前はPMS(月経前症候群)を発症している可能性があります。アプリや手帳などにイライラがひどい日を記入して、自分の体の状態を知ることも解決法の1つ。パートナーに理解してもらうことも重要です。
まとめ
いくら自分は怒りやイライラをコントロールできても、ケンカは起こります。夫婦円満のためには、ケンカの勝ち負けや、どちらが良い悪いという一方的な結論にこだわってもメリットがありません。パートナーより少し大人になって、自分から「仲直りしよう」といってみましょう。この言葉こそ、仲直りを早める一番の魔法といえるでしょう。