男性の“モテ”フェロモン「テストステロン」をご存知ですか?主に男性に多く分泌される、男性ホルモンのひとつです。性欲を高めたり、生殖器の発育に影響を与えるホルモンで、男性らしい筋肉や骨格を作るために働きます。つまりテストステロンが増えると、男性らしさをより強めるのです。
このホルモンは、女性を本能的に引きつける力があり、テストステロンが多ければ多いほど、見た目とは関係なくモテるといわれています。そこで今回は、浮気とテストステロンの関係性に着目し、テストステロンを減少させることで浮気を防止する方法をご紹介します。
モテフェロモン、テストステロンが多い男性の特徴って?
それでは、テストステロンが多い男性の特徴とはどのような人なのでしょうか。まず、性格や顔つきが男らしい人は、テストステロンが多いといわれています。筋肉トレーニングや短時間の激しい運動はテストステロンを増やすため、体格のいいスポーツ選手もテストステロンが多いそうです。また、ストレスが少なく、良質な睡眠をとることもこのホルモン量と関係します。
さらに、目の前に魅力的な女性がいるとテストステロンが急増するといわれています。つまり、テストステロンの量こそ、浮気が始まるきっかけを作っている可能性が高いのです。普段から男性のテストステロンの量を増やさないことを心がければ、浮気防止につながるかもしれません。
テストステロンを減らして、浮気を防止する方法
テストステロンの減少には、生活習慣が大きな影響を与えています。テストステロンが多すぎて浮気性だという男性に、試してみてはいかがでしょう。
子供を作る
子供ができて、父親になるとテストステロンが一気に減少することが、米ノースウエスタン大学の研究でわかっています。ヒトの子を育てるには大変な労力が必要で、お互いの協力が不可欠。そこで生物学的に、テストステロンを減少させることで育児に協力するようにできているからだとか。
参考:http://www.afpbb.com/articles/-/2826901?pid=7762486
安定した生活を送る
現状に満足し、安定した生活を送っている男性は、比較的テストステロンの分泌量が少ないといわれています。毎日家で夕食をとって、同じぐらいの時間に眠るなど、安定したリズムで健全に毎日を送ることは、男性ホルモン減少に効果的です。夫婦間で良い愛情関係を持っている場合も当てはまります。居心地の良い家庭には、なるべく早く帰りたいですよね。
涙を見せる
イスラエルの科学者の研究によると、男性は女性の涙を見ると性的な興奮を萎えさせる化学物質が発生することがわかっています。ただし、あまりにも涙を見せていると、魅力を感じられなくなる可能性も高いので注意が必要です。
参考:http://www.afpbb.com/articles/-/2781867?pid=6643067
既婚者の友人に限定する
男性は親しい友人の配偶者と話をする際に、テストステロンが減少すると米ミズリー州立大学の研究でわかりました。つまり、飲み会やホームパーティーなどを開く時は、なるべく友人夫婦と集めるようにすれば、テストステロンは減少傾向になります。
参考:http://www.afpbb.com/articles/-/2935425
勉強など頭を使わせる
テストステロンが多めの男性には、資格などの勉強を勧めてみるのはいかがでしょうか?勉強に打ち込んでいる時はテストステロンが減少するといわれています。浮気するエネルギーが勉強に向けられれば、妻としては非常にうれしいことでしょう。夫の仕事に役立ちそうな資格や知識、本の情報を調べるなど、目標を作ることから勉強をサポートする環境作まで、夫と一緒に考えてみることが良いでしょう。
まとめ
テストステロンの減少は、浮気防止には効果大。ただ、このホルモンは、男性の野望や出世欲にも大きなかかわりがあります。20代後半からは、減少の一途をたどるため、あまりにも減少させてしまうと、闘争心や野心をなくし、男性の更年期障害にもなりかねません。また、テストステロンは免疫力を向上させ、動脈硬化の予防など健康面でも大きな影響があります。
普段から夫婦でスキンシップをとったり、お互いに愛情表現を怠らないようにすることで、程よいテストストロンを分泌させることができます。夫婦関係を良好に保つ努力をすることで、いつまでも健康的に暮らせるように心がけましょう。
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