永遠の愛を誓い合って結婚したはずなのに、気がつけばパートナーの心は離れて浮気相手のものに……、といった事態に陥っている夫婦は少なくありません。
そもそも結婚している身の上で、パートナー以外の女性と一線を越えることは、人としてあってはならない行為。にもかかわらず浮気をしてしまう男性たちはいったいなにを考え、どんな心理状況のもとパートナーを裏切る行為に発展していくのでしょうか?
1. 寂しさを満たすため
人間は熱中できる物事や安心できる環境に身を置けば、寂しさという感情から解放される性質を持っていますが、それらを失うと瞬く間に不安と孤独感に襲われ現実から逃げ出したくなる衝動に駆られます。
結婚して順風満帆に見える人生であっても、ふとした瞬間に寂しさが沸き立ち、その感情を少しでも満たすために浮気へと走っていくのです。
特に女性は結婚して出産をすれば家庭を守ることに専念します。
育児と家事に追われるあまり夫の話を十分に聞くことができない、夫婦の時間を作れないということに対して夫側が不満を抱くようになり、そのはけ口にほかの女性と関係を持つようになるのです。
2. 「非日常」という魔法に酔いしれている
冷静に考えれば浮気という行為がどれほど重い罪であるかは分かることですが、浮気には結婚生活では得られない非日常的な刺激があります。
「許されない恋だからこそ燃え上がる」という、パートナーへの背徳感がさらに浮気を美化させて、叶わない恋をしている自分たちを陶酔させる結果となるのです。
その状況に陥っている間は、まるで悲劇の主人公でもなったかのような錯覚を起こし、浮気がパートナーに発覚するか、気持ちが冷めるのどちらかに発展するまで非日常の世界に酔いしれ続けます。
しかし、浮気相手と別れて時間が経つと「なぜ、あんなに夢中になったのかわからない」となる人が多いようです。
3. セックスがしたい
ここ最近、夫婦間の間でも深刻な問題となってきているセックスレス。
日本では約45%もの夫婦がセックスレスに悩んでおり、1ヵ月以上性行為がないことはもはや当たり前となっている様子。
ストレスが溜まっている時や癒されたい時など、どうしようもなく女性の身体を欲してしまうのが男性の性とも言えますが、こんな時もレスの状態がひたすら続ければ、欲求不満を解消するためにほかの女性とセックスをしたいという欲求が夫の心の中では高まっていくようです。
妻を愛している気持ちに変わりはないが、ほかの女性を求めてしまう気持ちをコントロールできず、最終的に浮気に走ってしまうのだとか。
4. 浮気ではなく本気
浮気をする男性のほとんどは家庭を壊すつもりなどさらさらありません。つまり、浮気相手とは一時の遊びであり、妻よりも浮気相手を選ぶことなど考えてもいないのです。
しかし、一時的な気の迷いからはじまった浮気が次第にエスカレートし、浮気相手を本気で好きになってしまった……という男性も僅かながらにいます。
こういう場合に考えられるのは、もともと妻や家庭に対して不満があった、妻と離婚することを考えていた、など理由が根底にあり、そこにたまたま浮気相手が現れたというケースです。
浮気相手と過ごす時間が長くなるにつれて相手に情が移った、ということも考えられますが、これには離婚という大きなハードルを乗り越えられるだけのパワーが必要となります。
浮気が本気になる一番のきっかけは、配偶者への不満や浮気相手への愛情でもなく、浮気という「障害」によって感情が盛り上がることです。
障害があればあるほど反発するように浮気相手にのめり込む、というのは浮気にハマる方々のほとんどが経験される感情ですが、こうした心理状況を「ロミオとジュリエット効果」と言います。
例え、最初は遊びであっても、障害を乗り越えたいという理由から本気に変わることもあるのです。
まとめ
浮気をしている間は何かに取り憑かれたように浮気相手に依存していた男性も、別れてしまえば「なぜ浮気をしたんだろう……」と罪悪感に苛まれていることが多いです。
とはいえ、浮気をする時の心理状況は当事者にしかわからないもの。
「夫は本気にならないから大丈夫」と過信せず、パートナーの行動をこまめにチェックすることを心掛けましょう。
<まさか・・・と思ったらまず証拠>
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