2016年はベッキーさんとゲスの極み乙女ボーカルの川谷絵音さんの大型不倫スキャンダルで幕を開けました。それからというもの、次々の大物芸能人達の不倫騒動が持ち上がり、芸能界はまるで山火事のようにスキャンダルの火が広がっています。
ただ、わたしたちが出来るのは、このスキャンダルにただ眉を顰めることではありません。テレビやネットを騒がせた多くの不倫問題は、わたしたちの不倫問題を解決する手がかりにもなっているのです。
不倫の謝罪は出来るだけ早く
今年、最も大きく取り上げられたベッキーさんと川谷さんの不倫騒動。もともと川谷さんに奥さんがいる立場ながら、ベッキーさんと交際したことが一番の問題なのですが、世論は略奪愛をしたベッキーさんに非難が集中する形となりました。
その原因を作ったのが、ベッキーさんは不倫が明らかであるのに記者会見で不倫の事実を真っ向から否定してしまったことです。その後、週刊文春がベッキーさんらのLINE画像を新たに入手。「センテンススプリング」などの言葉で、週刊誌を揶揄する不倫カップルの生々しいやりとりが話題となり、結局ベッキーさんは芸能界での地位を一気に失うこととなったのです。
謝罪は出来るだけ早く
もともと好感度の高かったベッキーさんだけに、不倫報道はかなりの打撃となりました。しかし、もしも一度目の記者会見で不倫の事実を認め、しっかりと謝罪をしていれば芸能界への復帰も早く、自身の地位の回復もより簡単だったはずです。
人は非を早く認めるほど、それ以上印象が悪くなりません。人は一旦信用を失うと、その信用を回復するまでに大きな時間がかかります。しかし、早めに謝って印象降下を防いでおけば、信用の回復も早くなるのです。
手切れ金で話を付けない
芸能界では超がつく大物、桂文枝(桂三枝)さんも不倫騒動が持ち上がりました。
その原因を作ったのは、もと不倫相手である女性落語家が情報をリークしたことに端を発します。さらに、過去に数千万円レベルの手切れ金を受け取っていたことも暴露。これを受けて文枝(三枝)さんはすぐさま謝罪を行いました。
手切れ金で無理やり別れるべきではない
不倫における手切れ金は、大物の芸能人から企業の社長、そして政治家などが良く使う方法です。別れたあとの口止めの意味が大きいですが、大物が不倫相手と別れる時には、たいてい自分の都合が悪くなったため、後腐れなく別れてもらうようにお金を相手に渡すのです。
しかし、いくらお金をもらったところで、不倫相手の悔しさは消えません。ましてや、本当に好きな相手であれば、お金を渡されて無理やり別れようとされれば、それだけで恨みを買ってしまいます。
不倫相手と別れるときには、出来るだけ話し合い、恨みを買わずにすむ方法を考えなくてはなりません。
誠意を伝え、徹底的に非を認める
政界を騒がせた一大スキャンダルの一つに、乙武洋匡氏の不倫報道がありました。
乙武氏は自民党から出馬を予定している中、週刊誌によって5人以上もの異性と関係があることを暴露されました。その結果、乙武さんは出馬を取りやめる事態となったのです。
不倫相手との関係はしっかりと清算する
乙武氏の不倫はかなり悪質です。自分の生活を支えてくれる奥さんや子供、さらには都の教育委員会に席を置く教育人でありながら、5人もの女性と不倫関係にあったのですから、信用回復は当分見込めないでしょう。
しかし、乙武さんも都の教育委員になり、出馬の打診が来た時点でしっかりと不倫相手と別れていれば、こんなことにはならなかったでしょう。そもそも不倫スキャンダル一つでいっきに地位を失われるような場所にいるのですから、同時に5人もの女性と付き合うことがすでに命取りなのです。
さらに乙武氏の場合、ツイッターの裏アカウントで不倫相手との写真を自らアップロードしていたといいます。これではスクープをされても文句は言えません。危険を感じた時点で不倫相手との関係ははやめに清算し、写真などもすべて消去すべきだったのです。
まとめ
不倫相手が既婚者であればまだしも、独身者と不倫関係にある人は気をつけなければなりません。相手を怒らせてしまえば、逆上した相手から不倫の事実を家族や世間に公表されてしまう危険性があります。
だからこそ、不倫は深入りするまえに早めに辞めるのが一番です。気づいた時には手遅れにならないように、不倫のリスクについては常に頭に入れておきましょう。
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サナダ テツヤ
元大手探偵事務所で勤務後、フリーライターへ。探偵業関連に関するライティングをメインに様々なメディアで執筆中。