男性は浮気をする生き物!?知ってびっくり、浮気のなが~い歴史。

かつて、石田純一さんの不倫報道にともない「不倫は文化だ」というフレーズが世の中に広がりました。そのフレーズは「男性とは浮気をしやすい生き物だから、不倫もしょうがない」という価値観を暗に広げようとしていたとも受け取れます。実際、歴史的にみても男性ははるか昔から浮気を続けてきました。男性の浮気を客観的に捉えれば、旦那の浮気や不倫も少し理解できるようになるかもしれません。今回は、男性の浮気の歴史を紐解いてみましょう。

江戸時代まで続いた一夫多妻制

男性の浮気に関する記述は平安時代前期にあたる10世紀初頭までさかのぼります。当時編纂された『古今和歌集』には、既婚男性が妻以外の女性の元へ通う歌が多くみられます。当時の日本は現在と異なり一夫多妻制でした。そのため夫が別の女性と過ごしているため家を空けることはよくあったのです。そのかわり、妻の元には別の男性がやってくる、といったことも当たり前の時代でした。つまり、既婚男性のみならず既婚女性も夫以外の異性と婚外交際を行っていた自由な社会だったのです。

また、当時の男性は多くの女性を愛してこそ一人前とみなされていました。逆に、生涯をかけて妻だけを愛するといった男性は面白味のない男性として低く評価されていたのです。誠実さを評価する現代とは全く逆の価値観でした。つまり、この時代は男性が浮気をするのは男性のたしなみと言える行為だったのです。
この風潮は江戸時代まで続きます。

明治から昭和における浮気の風潮

江戸時代の終わりとともに幕府体制が崩れましたが、明治から昭和初期までは地方や農村部などでは婚外で異性と関係を持つ風習は根強く残っていました。

しかし、明治時代に入ると一夫一妻制が法律として制定・施行されます。しかしそれでもまだ男性の浮気は世間的に普通とみなされていました。それに対し、既婚女性の浮気は1880年に制定された姦通罪の適用によりれっきとした罪とみなされていたのです。女性の不貞だけが法的に罰せられるのは1947年の日本国憲法が発布されるまで続きました。それまでまかり通っていた女性側の浮気や不倫に対する世間の風当たりは強くなりましたが、その間も男性側の浮気は長い間容認されていました。

昭和以降から現代の浮気

男性の浮気が黙認されていた風潮は現代に入り変化します。それは、結婚生活には愛が根底にあるという「ロマンチック・ラブ」の思想が普及したためでもあります。そのため、浮気は許しがたい行為であるという風潮が社会に広がりました。一方で、浮気をしている男性・女性が決して少ないわけではありません。

テクノロジーの発達が目覚ましい現代の浮気の特徴は、SNSが出会いの場として重要な役割を果たしていることです。出会い系サイト、FacebookやLINEなどでの新しい出会いや元カノ、元カレと再び連絡を取るようになり浮気に発展したというケースが多くみられます。さらに、連絡を取り合うにも無料通話や安い通信手段を選べるため、頻繁な連絡や遠距離でのやりとりをも可能にしています。

ここまでは日本人男性の浮気の歴史について振り返ってきました。最後に、さらに視野を広げて世界的に有名な外国人男性の浮気もご紹介します。

アインシュタイン
ノーベル賞も受賞している物理学界の天才、アインシュタインも実は超がつくほどの浮気性でした。家庭を大事にせず研究に没頭…だけならまだしも不倫、そして離婚と再婚を繰り返しました。

ガンジー
ハンガーストライキなど非暴力な手段でインド独立をさせた平和の象徴であるガンジー。そんな彼も出家前は非常に強い性欲を持っておりそれを断ち切るためにも禁欲の世界に入りました。

まとめ

いかがでしたか?男性の浮気は今に始まった事ではありません。古今東西、男性は浮気をしやすいことが理解できたと思います。感情的にならないようにまずは気を静めるように心掛け、これから先の未来をどのようにしたいのかじっくり考え、冷静に対処しましょう。

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