
夫の浮気が発覚……妻はその現実を受け止める覚悟が必要です。発覚した当初は、裏切られたという現実に打ちのめされ、相手の女性への怒りで頭の中がいっぱいになってしまうことでしょう。しかし、本当に辛いのは、その後、夫とやり直すために再スタートする時かもしれません。
そこで、夫に現在または過去に不倫をされた経験がある18歳~49歳の妻100名に、不倫を確信した時に「やってよかったこと」「後悔したこと」を聞いてみました。
69.0%が夫の携帯を見て、不倫を確信していた!

まず、夫の不倫を確信した理由を聞いたところ、最も多かったのが「夫の携帯を見た」(69.0%)という結果に。
とはいえ、人の携帯はあまり見たくないもの。それを見ざるを得ない状況になるのは、お互いにとって悲しい状況です。それにロック解除ツールなどを使うと法に触れる恐れもあるので、注意が必要です。
携帯電話のデータは夫が証拠隠滅で消すこともありますので、見つけた時に自分の携帯で撮影するなど、記録しておきましょう。
そして、ある程度確証を得たら、夫としっかり話し合うか、浮気相手に慰謝料請求する場合は探偵などのプロに相談することをオススメします。
夫へ仕返しをするなら、どんなことが効果的?

夫の不倫を確信した後、仕返しとして「不倫に関して文句を言った」(35.0%)が最も多く、意外にも「特に何もしていない」(27.0%)が続きます。何もやらずに後悔したり、やり過ぎてしまうことも問題です。そこで、実際に仕返しをしてよかったことと後悔していることを具体的に聞いてみました。
仕返ししてよかったこと
・相手に対して慰謝料請求したことで別れさせることができた(37歳/千葉県/アルバイト・パート)
・相手と別れて、家族のことを考え直してくれるようになった(36歳/東京都/専業主婦)
・事実を確認して話し合ったら目が覚めたと言って、うかれた状態から冷めた(43歳/神奈川県/専業主婦)
・相手の女から慰謝料を取ることで気持ちの整理がついた(42歳/千葉県/専業主婦)
・ご飯を作らなかった(38歳/愛知県/専業主婦)
・直接相手に電話で確認して夫が浮気を認めた(45歳/滋賀県/専業主婦)
・今まで以上に家族第一になった(と思う)(40歳/京都府/専業主婦)
・慰謝料でお金を取られて痛い目を見たと思う(37歳/北海道/アルバイト・パート)
・欲しいものが手に入った(41歳/神奈川県/専業主婦)
・相手に会社を辞めさせた(47歳/兵庫県/正社員)
・小遣いを1年間ナシにした(46歳/東京都/自営・自由業)
仕返しをして後悔していること
・仕返しとして自分も浮気したが、もっと自分を大事にすべきだったと後悔している(37歳/千葉県/アルバイト・パート)
・もっとやればよかった(32歳/埼玉県/専業主婦)
・しっかり証拠を押さえて、切り札に隠し持っておけばよかった(43歳/神奈川県/専業主婦)
・離婚したらよかった(38歳/京都府/アルバイト・パート)
・夫の方が口が達者なせいか、なぜか私の方が悪者になってうやむやになった(39歳/兵庫県/専業主婦)
・主人に対して諦めたこと(33歳/熊本県/専業主婦)
・相手に慰謝料を請求してやればよかったと思う(47歳/兵庫県/正社員)
・はっきり携帯を見たと最初から言えばよかった(46歳/埼玉県/会社・法人の経営者)
・夫のストレスがたまりさらに口論が増えたこと(46歳/東京都/自営・自由業)
慰謝料請求の仕返しは必要?
先ほどのアンケートで、「浮気相手に慰謝料を請求した」と回答した人はわずか6%でした。
浮気がわかっても、多くのケースでは慰謝料請求をしていません。
仕返しはしたいけれど、慰謝料請求は大げさと思っている方が多いのでしょうか。
それとも、肉体関係の証拠がなく、慰謝料を請求できなかった方が多いのでしょうか。
慰謝料を請求するには、ホテルに出入りする瞬間の写真など、肉体関係があったといえる証拠が必要です。
慰謝料請求で浮気相手を懲らしめたい方は、夫と話し合う前に、探偵に相談して浮気の証拠を手に入れることを考えてみましょう。
慰謝料で復縁をブロックできる?
浮気相手に慰謝料請求をするメリットは、慰謝料を支払わせることで気持ちの整理がつく、相手を困らせることができる、などがありますが、夫と浮気相手の関係を断ち切る効果もあります。
口頭での注意や文句だけだと、一度別れてもしばらくしてまた浮気をする可能性があります。
弁護士を通じて慰謝料請求をすれば、示談書が作成され、その中に「二度と会わない。違反した場合はさらに慰謝料を支払う」と浮気相手が誓約する一文を記載させることができます。
慰謝料の支払いは浮気相手にとって大きな負担です。
つぎ支払うことになった場合の負担の大変さを知っていますので、夫のことをあきらめることが多いです。
また、夫に対しても、つぎに浮気をしたら、無条件で離婚し慰謝料を支払うなど、誓約書を書かせてもいいかもしれません。
行き過ぎた仕返しには気をつけて
浮気をされた経験がある方の夫、浮気相手への仕返しをご紹介してきましたが、もし、あなたがこれから仕返しをする場合、度を超えた仕返しで後悔する結果にならないよう気をつけてください。
やり直すなら、夫の気持ちが離れないように
夫が平謝りで、「許してほしい」と懇願しているなら心配ないですが、浮気を注意されたり指摘されたりして不満そうな態度を見せていたら、やり過ぎには気をつけましょう。
夫の気持ちがあなたから離れていき、夫婦関係を修復が困難になるおそれがあります。
浮気相手を脅迫するようなことはしない
仕返しの中に「相手に会社を辞めさせた」とありましたが、これは注意したいことなんです。
退職の強要や、「〇〇は浮気をしている」と会社にバラして辞めさせる行為は、あなたが浮気相手から訴えられるリスクがあります。
夫と浮気相手が同じ会社で一緒の職場にいるのが嫌なら、話し合いで提案してみるなど、冷静に対応してください。
怒りに任せた暴言や暴力などもあなたが加害者になってしまう恐れがありますので、お気持ちはわかりますが控えましょう。
まとめ
一概に仕返しと言っても、初めての不倫なのか、何度も繰り返した上なのかによって、程度が変わってきます。初めてであれば、何もせずに水に流すという選択肢もありますが、男性は中途半端に許されると同じことを繰り返します。
「もう二度と会わない」は安心できる言葉ではありません。
浮気相手には慰謝料を請求し、夫とは夫婦で話し合い、やり直すのか、離婚をするのか、次浮気をしたらどうするのかなどを、正面から向き合って解決することが大切です。
【調査概要】
調査タイトル:生活に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年7月8日~7月12日
調査対象:夫に現在または過去に不倫(浮気)をされた経験がある18歳~49歳の既婚女性100名
<まさか・・・と思ったらまず証拠>
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