浮気調査は自分でできる?自力でできること、プロに頼むべきことの境界線
「パートナーが浮気をしているかもしれない。証拠を掴みたい」、「探偵に浮気調査を依頼したいけれど費用が用意できない。なら自分で」と自力で浮気調査しようと考えている方もいるでしょう。
でも、ちょっと待って。素人の浮気調査はリスクがいっぱい。思っていたように物事が進まず、取り返しのつかない結果になってしまうことも。
パートナーの浮気を疑った時に、自分できることとその時に気をつけること、プロに頼むべきことをご説明していきます。
自力でできる浮気調査は?
パートナーの浮気を疑った時に素人でも自分でできることからご説明していきます。
浮気がシロかクロかまだわからないという方は次の2つのことを実践してみてください。
また、浮気発覚につながることが多い、携帯電話を見る行為の注意点もあわせてお伝えします。
浮気相手と会う日をワザと作って様子を見る
パートナーが浮気相手と会いやすい日を週末などにワザと作ってみましょう。
「用事があってこの日は終電まで帰らない」など、パートナーがあなたのことを気にしなくて済む時間を作って、この時のパートナーの行動を確認します。
確認すると言っても、部屋の盗撮や尾行はNGです。
翌日などにさりげなく聞いてみる、伝えていたよりちょっと早く帰宅してみる、などしてみましょう。
パートナーがインスタグラムやツイッターをしている場合は投稿をチェックするのもありです。
相手に怪しまれない程度に疑わしい部分がないかチェックしましょう。
なお、ずっと外出しなかった場合、浮気はシロの可能性が高いでしょう。
居場所を特定できるアプリを使う
これは、前もってパートナーにアプリを入れてもらっている場合に調査できる方法です。
スマートフォンの場所を特定できるアプリで、パートナーがホテルにいることがわかる場合があります。
ただし、スマホで居場所がわかってしまうと理解していて、スマホを浮気の現場に持っていく人はあまりいないでしょうから、先ほどの用事を作る方法などを使って「スマホを確認できない状況にある」とパートナーに思わせておくのがおすすめです。
携帯電話、LINEを見ることは犯罪になる?
パートナーの浮気を疑った時に、確認する方法として多くの人がまず考えるのが携帯電話のメッセージを確認することでしょう。
実際に、LINEやメールを見て浮気が発覚することは多いです。
しかし、ロックがかかったスマホの中身を勝手に見ることは、たとえ夫婦であっても犯罪になる可能性があります。
承諾をもらった上でスマホを見せてもらうのはいいですが、勝手に見るのは面倒なトラブルになる可能性があるので気をつけましょう。
自分で尾行はキケン?失敗例とプロとの違い
「浮気しているかはっきりさせたいからパートナーを尾行してみよう」と思って、自分で浮気調査をする方法を調べている方もいるかもしれません。
しかし、安易に自分で尾行や張り込みをするのは失敗するケースが多く、見つかって夫婦関係がさらに悪化することや、警察沙汰になってしまうこともあります。
素人が尾行をすることはおすすめできません。
なぜ、尾行や張り込みを自分でやらないほうがいいのか、失敗する理由と探偵との違いをお伝えします。
途中で見失う、見つかってしまう
失敗するパターンで多いのが、途中で見失ったり、ターゲットに見つかったりしてしまうことです。
繁華街など、人混みで尾行をするとすぐにターゲットを見失ってしまいます。
反対に、人が少ないエリアを尾行すると相手に見つかるリスクが高くなります。
車で尾行となると、バレないようにずっと後をつけるのは技術が必要になります(同じ車がずっと真後ろをついて来ていたらすぐ怪しまれます)。
見つかってしまった時は大変です。
2度と自分で尾行をすることはできないですし、これがきっかけとなって夫婦関係に大きな溝ができてしまうこともあります(離婚したくない方は特にご注意ください)。
なお、パートナーが浮気相手といるところに鉢合わせた形になったとしても、それは浮気の証拠にはなりません。
2人で会っていただけでは、「相談を聞いていた」など、いくらでも言い訳が通用します。
尾行のプロである探偵は、怪しまれることや、見失ったりバレたりすることがないように、複数名のチームで動きますし、何度も尾行を行ってきているので、やはり、初めて尾行する方とは経験や技術が違います。
証拠写真を撮れたはずだったけど…
「バレずに尾行できて、写真や動画を撮れた」のに、浮気の決定的な証拠にならなかったというケースもあります。
それは、写真に写った人物がパートナーと浮気相手だと、明確にわからない場合や、ホテルに入ったとわからない場合です。
尾行はある程度離れた距離で行いますし、浮気は夜のことが多いので、一般的なデジカメやスマホでははっきりと顔を撮影できないことも多くあります。
「背格好から見てパートナーに間違いない」とあなたが思っても、誰か特定できる写真・動画でないと証拠としては使えないでしょう。
証拠写真・動画を確実に抑えるには性能の良いカメラが必要ですし、撮影には技術も求められます。
尾行と同じように素人とプロで差がつきやすいところです。
不審者だと思われ警察沙汰に
パートナーが浮気相手の家に行っているケースでは、周りの人に不審者だと勘違いされて警察を呼ばれてしまうことがあります。
隠れながらあなたの家をずっと見ている、写真を撮ろうとしている人が何時間もいたら、不審に思いますよね。
警察を呼ばれたら尾行どころではなくなりますし、パトカーが来たらサイレンの音でパートナーが騒ぎに気がつき、尾行がバレてしまう可能性があります。
特に、顔バレしないように友人に尾行を頼んだ場合は、友人に大きな迷惑がかかってしまいます。
体験談の真似はキケン。尾行は探偵に
最近は、InstagramやTwitterなどを見れば自分で尾行や張り込みをした方の体験談なども出ていますので、それを真似しようと考えている人もいるかもしれません。
しかし、SNSで体験談を載せている人はたまたまそれで成功しただけで、それを真似しても失敗する可能性が高いでしょう。
住んでいる地域、浮気の状況、徒歩か車かなど、条件によって尾行のやり方やコツが変わってくるからです。
尾行に「これを真似すれば必ず成功する」といった方法はありません。
さまざまな状況を把握した上で、作戦を考えて尾行を行う必要があります。
浮気調査の経験が豊富な探偵に、ベストプランで尾行してもらうのがいいでしょう。
まとめ
自分で尾行して失敗すると、「夫婦関係に大きな溝ができてしまう」、「浮気の証拠がつかめなくなってしまう」ことが少なくありません。
最終的に関係を修復したいと考えている人には夫婦関係に大きな溝ができることは大きな痛手です。
浮気の証拠をつかめないと、慰謝料請求や離婚の時に有利な条件で交渉を進められなくなる可能性があります。
「自分で調査したいけれど失敗したら…」という心配がすこしでもある方は、後悔する前に一度タントくんにご相談ください。
タントくんでは、予算など相談者の方の希望を聞いて探偵事務所をご紹介していますので、思っていたよりも少ない負担で依頼できる可能性もあります。
まずは一度、お気軽にご相談ください。
差別調査や、DV・ストーカー行為につながる調査、暴露行為に関連する調査、および違法調査のご相談はお断りいたします。
※正当性のない調査(DV、ストーカー行為などにつながる可能性がある)違法な調査を依頼した場合、ご依頼者にも罪が及ぶ恐れがあります。